​私の主題

 ​昔から仏像などを通じて私達の精神世界と深く関わってきた彫刻という表現を、千年前と同じ道具と技法を使い、現代の芸術として新たな視点から捉え直し創造し、私達の生活空間に潤いと安らぎと感動を与え、広く環境までも魅力あるものに変える事が出来ると信じ創作活動を続けてきました。

 そして現代人が千年以上昔の仏像に魅かれ、心の対話をするような、現代の仏像といえるものを作りたいとも考えてきました。そしてこうした私の創作を支えてきたものは、長い時間に耐えうるような普遍的で根源的な美という目的地を目指す楽しさと苦しさだったのかもしれません。